lyric8-natu-tsumi

夏罪

作曲:だら 作詞:だら

いつかの夏の夜 小雨気味の空
あの日に見落とした あの日の過ち
少し遅れてきた 君は照れながら
はやく行きましょうと 前を歩いていく

隠されてたかの月は
今宵また顔を出し
振り返る君の目にて
喉に詰まる コトダマ

才能ない能ないの 頭がないの
夢追う人になろうとして
君を見てた君を見てた
雨上がりに笑う顔

もう少しだけ 後にしよう
夏の終わりは遥か彼方
心解いて弛(たゆ)んだのは
夏に犯した僕の罪


ふたりでお揃いの わたあめ持ちながら
祭り囃子のその 音を聴きながら
君の笑う顔を 横で見ていたら
何も言えないから あめで蓋をする

こんな時間 君が言う
首筋に這う想い
後ろから刺されたような
僕を見てワラウ月

才能ない能ないの 頭がないの
夏の終わりが僕のために
連れてきたの 終わらせ方
秋の気配はすぐそこに

零れた鳴咽 溢れる声
冷たい僕の 晩夏 挽歌
口に溶けて 飲み込んでも
言葉に味はしなかった


才能ない能ないの 頭がないの
夢追う人になろうとして
君を見てた 君を見てた
夏の終わり 笑う顔

今宵もまた 想うのだろう
惨めな僕の負け戦を
どうか君には知られぬように
夏に敗れた 僕の夢

才能ない能ないの 頭がないの
夢追う人になれなかった
君を見てた 君を見てた
たとえ夏が連れ去っても
君が好きで 君が好きだ
今年もまた過ぎてゆく